テクスチャーと模様
モノは、かたちとその表面からできている。
カタカナにすると、シルエットとテクスチャーからできている、と言えるかもしれない。
テクスチャーには、要素が含まれている。
手ざわり、色、模様、質感
テクスチャーで構成されるかたちもあるだろう。
つくりたいかたちに合うテクスチャーを見つける、またはテクスチャーに合うかたちを見つける。
テクスチャーが目に見えて判別できるような大きさになると、それは模様と呼ばれることが多くなるように思う。
模様になると、情報として脳が受け止めるようになり、強い影響を及ぼしたり(つまりもののインパクトが大きくなる)、意識もそこへ向かう。
すべらか、または小さな凹凸の集合は、そこにあるものというより、雰囲気を演出するものとなり、意識はかたちの方へ向かう。
何もないところに存在を立ち上げていくことの面白さと難しさがある。